リボン刺繡の基本の刺し方～上級編～

リボン刺繡の基本の刺し方～上級編～

リボン刺繡とは？
リボン刺繍は、刺繡の種類の中の１つです。
その他にも、ヨーロッパ刺繡やビーズ刺繡など色々あります。
リボン刺繍の特徴は、ふんわりしたステッチです。
普通の糸での刺繍と違い、リボンのねじりや折り目を利用して花や葉の形を立体的につくることができます。
リボン刺繍をするには、基本のステッチから。まずはステッチのパターンを覚えるところから始めてみませんか？
今回は、上級編 ４種類のステッチをご紹介します。

今回紹介するステッチは、こちら♪

♡アコーディオンステッチ
♡ループステッチリボン
♡スパイダーウェブローズステッチ
♡バスケットフィリング

《リボン刺繡する際に必要なもの》： リボン刺繡の基本の刺し方～初級編～

《アコーディオンステッチ》

小さい花を作るような刺繡のやり方です！

【刺し方】

A リボンを通した針を布に通します。針を出したら、リボンの5cmくらいのところで１回まきます。

B 5cm分をぐし縫いします。

C 最初に針を出した場所の際に針を入れ、Aで巻いたリボンの根元を引き締めます。

D 針を差し入れて、折りたたんだリボンをずらすようにかたちを整え、アコーディオンステッチの完成。

《ループステッチリボン》

立体的なリボンの形になる刺繍のやり方です！

【刺し方】

A 布からリボンを出します。

B 針の先などでリボンの根元を整えてから、Aのリボンを出したすぐ横に針を入れます。

C 好みのループの大きさまで、リボンをゆっくりと引きます。

D ループを平らにして、AとBの間を中心とし、左右のリボンの輪の大きさをあわせます。

E リボンをAとBの間の上から出し、その下に入れます。

F リボンを引くと小さなストレートステッチができます。できたら、ループステッチリボンの完成。

ストレートステッチ： リボン刺繡の基本の刺し方 ～初級編～

《スパイダーウェブローズステッチ》

立体的な薔薇の花を刺す刺繡のやり方です！

☆事前準備☆

＊メインで使うリボンの他に、リボンに近い色の刺繡糸を用意してください。

今回は、わかりやすくする為にメインのリボンをオレンジ、刺繡糸を黄色にしています。

＊好みの花の大きさを決め、その大きさの円をチャコペンで描きます。

また円の外側から中心に向かって放射状に５本線を描きます。

【刺し方】

A 刺繡糸2本どりで、外側から中心に向かって放射状に５本刺し、軸をつくります。

B リボンを通した針を中心近くから出して、１本おきにくぐらせていきます。

C　リボンによりをかけながら、軸が見えなくなるまでくぐらせて、裏側へ針を出してリボンを始末して、

スパイダーウェブローズステッチの完成。

《バスケットフィリング》

編み込んであるようなバスケットを刺す刺繡のやり方です！

☆事前準備☆

＊お好みの大きさのバスケットをチャコペンで描きます。

【刺し方】

縦にストレートステッチを５本刺します。

ストレートステッチ： リボン刺繡の基本の刺し方～初級編～

左下端に針を出し、１本おきに針をくぐらせます。チャコペンで描いた図案の上の段まで差し入れます。

上の段まで隙間やリボンのねじりががないようにくぐらせるときれいに仕上がります。

底辺は、ストレートステッチをしてバスケットの完成です。

ストレートステッチ： リボン刺繡の基本の刺し方 ～初級編～

上級編は、事前準備が必要だったり、バランスが難しいものが多いですが、マスターするとハンドメイドの幅が広がります。何度か練習してコツをつかんでみてくださいね！！ライターのよっぴでした☆彡

今回使用したリボンは、こちらです ♪

シルクタフタリボン（3.5mm）

シルクタフタリボン #016 2サイズ185色展開

100%シルクで昔ながらのシャトル織機という機械で織った手芸用のシルクタフタリボンです。非常に薄く、柔かいシルクタフタはリボン刺繍用に最適です。シルクの高級感と発色の良さが特長のリボンです。最も多い185色揃っていますので、色のバラエティーでも楽しんで頂けます。長尺もありますが高級リボンヤーンとして手編みや機械編みに使われています。