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いのちの繋がりを意味するグリーンリボン
移植医療を支える人たちを応援しよう

2023.07.11

Ribbonista編集部(リボンの問屋)

リボン運動のシンボルマークの色には、複数の活動を示すこともあります。
グリーンリボンもそのひとつ。
・移植医療のためのシンボルマーク
・メンタルヘルス問題の啓発のシンボルマーク
直近だと、ロシアによるウクライナ侵攻への抗議の意を示すシンボルマークにもなっているとか。

今回は、その中で「移植医療のためのシンボルマーク」としてのグリーンリボンについて取り上げてみました。

移植医療のためのシンボルマーク、グリーンリボン

このシンボルのグリーンは、成長と新しいいのちを意味します。
リボンは“Gift of life”(いのちの贈りもの)によって結ばれた、臓器提供者と移植が必要な患者のいのちの繋がりを表現しています。
「結ぶ」イメージが強いリボンは、「いのちの繋がり」を表すマークにぴったりです。

身近なグリーンリボン運動

・全国GREEN LIGHT-UP Project

公益社団法人日本臓器移植ネットワークは、毎年10月16日を「グリーンリボンデー」として定め、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する機会として啓発に努めています。

GREEN LIGHT-UP Projectは、2013年より行われているプロジェクトで、グリーンリボンデーに、東京タワーをはじめとした全国各地の著名なランドマークをグリーンにライトアップすることで、臓器提供者への感謝に加え、移植医療への理解促進、移植を待つ人たちや移植医療を支える医療者等へのエールを伝えています。

2021年には、38都道府県97カ所でライトアップされ、より多くの人に希望の光が届き、臓器移植について考える機会となることを願い、各地の模様をSNSにアップしてもらう呼びかけも行わています。

・「グリーンリボンサポーター」募集

グリーンリボン運動のFacebookでは、「“いいね!”をすること、そして家族や友達に広めることも、立派な応援です。」というメッセージとともに、グリーンリボンキャンペーンに賛同する「グリーンリボンサポーター」を募集しています。
移植医療について調べてみることや考えてみること、家族や友達と話してみること、関連情報の発信や共有等も一人ひとりができる支援です。

リボンでハンドメイド

緑色のリボンをカットし、シンボルマークと同じような形の輪にして胸やカバンにつけるだけでも、啓発の協力に繋がります。
ひとくちに緑のリボンといっても、たくさんの種類のリボンがあります。
お好みの色やデザインを探して、オリジナルのシンボルマークを作ってみるのも素敵です。

作り方は簡単。リボンが交差する部分を接着剤で留め、乾燥したら安全ピンで留めて完成です!
Ribbonista編集部も作ってみたので、ぜひご覧ください。

リボン運動に参加!〜リボンでシンボルマークを作ってみた~ – Ribbonista[リボニスタ]

シンボルを作ってみたグリーンのリボン

オーソドックスなサテンリボン

シングルサテンリボン #033 9サイズ120色展開

キメが細かく光沢が上品で、業務用でもワンランク上のサテンとして広範囲に使用されているベストセラーなリボン。今回は6mm幅のものを使用。ペンタシングルサテンは光沢が片面のみに出る織り方をしています。両面共に光沢のあるペンタダブルサテンもあります。

チェックタフタリボン15mm幅

チェックタフタリボン #129 5サイズ79色展開

タフタリボンとギンガムチェックを組み合わせたリボン。高密度なタテ糸に対して、少し太めのヨコ糸を使用して織り上げることで、リボンに対してヨコ方向に畝(うね)が生じます。また両耳(サイド)がきっちりと織られているため、薄く織られてはいますが、しっかりとしたリボンです。

好きな素材や幅のリボンで、ぜひオリジナルのオレンジリボンブローチを作ってみてください。
こちらの通販ショップで多種多様なリボンが見つかります!

YESでもNOでも臓器提供の意思表示を

臓器提供は、本人の意思が不明な場合でも、家族の書面承諾により可能ですが、本人の意思を尊重するためにも、健康保険証や運転免許証、意思表示カード、インターネットの意思登録で意思を表示し、家族と共有することが大切です。

また、臓器を提供しないという意思表示がある場合には、本人の意思が尊重されるため、家族が提供を希望しても提供されることはありません。
一人ひとりの意思が尊重されるように、また、一人でも多くの方が移植を受けられるように、意思表示をすることはとても大切ですね。

グリーンリボンによって、臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が結ばれ、よりたくさんのいのちが救われる社会になることを願うばかりです。

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Writer’s Profile

この記事を書いた人

Ribbonista編集部

リボンの問屋

創業70年、京都のリボン問屋。リボンを毎日扱う会社として、もっとリボンの存在感を増していきたいと密かに野望に燃えている。

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